2018年03月10日
ビジネス
確定申告シーズンも今日を入れてあと6日、もうお済みの方が多いとは思いますが、
まだの方は頑張りましょう!!
確定申告は当然のことながら申告したら「はいおしまい」ではないですね。
申告期限と同じ期限で「税金の納付」というビックイベントが残っています。
所得が給与のみの方は納付ではなく還付目的で確定申告をすることになりますが、個人事業主の方や
給与のほか他に所得がある方はすべてを合算する目的で確定申告をしますので確定申告の結果、
所得税を納付する必要が出てきます。
また、今年は仮想通貨などで雑所得を得ている方も多いようで
確定申告により所得税を納税しなければならない方が例年に比して増大するであろうことは予想に難くありません。
毎年、お客様から寄せられるご質問で多いのは、
所得税の納付ってどうやってするの?どんな方法があるの?
というものです。
税金の納付って
ちゃんと納付書に納税額書いて銀行行って番号札とって順番待って窓口で納付、というのが先入観として強くなりがちですが
そんなことありません!
金融機関の窓口で納付する以外にもいくつかの方法があるのです。
① 振替納税
口座振替依頼書を提出することにより、予定された日に指定した口座から引き落とされます。
期限内に申告されたものについてのみ適用されるようです。
利用額に限度はありません。
毎年納税することになる個人事業主様には最も便利な方法です。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24100020.htm
② コンビニ納付
税務署へバーコード付き納付書の発行を依頼して入手した納付書をもってコンビニエンスストアで納付する方法です。
限度額は30万円以下です。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24200042/noufu_houhou_conveni.htm
③ クレジットカード納付
「国税クレジットカードお支払いサイト」から納付額など所定の情報を入れてクレジットカード決済による納付する方法です。
限度額はクレジットの利用限度額内もしくは1,000万円未満です。
クレジット手数料がかかるようです。
シミュレーションもできますね。10万円で820円の手数料です。
https://kokuzei.noufu.jp/
④ インターネットバンキング等から納付
「ペイジー」を使って納付する方法です。e-taxを利用するとペイジーで登録する情報を取得することができます。
その情報をインターネットバンキングやATMで入力すると納付額が表示され納付手続きを進めることができます。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24200042/noufu_denshi.htm
⑤ ダイレクト納付
e-taxで申告ののち、納税者ご自身の名義の口座から即時又は指定した期日に口座引き落としにより納税が完了するものです。
別途、専用の届出が必要です。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24100030/index.htm
いろいろな方法がありますが、個人的には振替納税かペイジーによる納付が便利かと思います。
申告や納付の期限を守らないと、それがゆえに大きなペナルティーになることもありますので、期限をしっかり守った手続きをしましょう。